学校長挨拶

 令和8年4月、東京都で初めての「学びの多様化学校分校」として、「福生市立牛浜もくせい中学校」が開校いたしました。

 

 学校名である「牛浜もくせい」は、生徒たちが考えを出し合って決定したものです。「牛浜」には、この地に根差し、地域の皆様に親しまれる学校であってほしいという願いが込められています。また、「もくせい」には、キンモクセイやギンモクセイなど様々な種類の花が、それぞれの個性を輝かせ、豊かな香りを漂わせるように、生徒一人一人が自分らしく輝きながら成長してほしいこと、そして、この学校が安心と安らぎの居場所となってほしいという願いが込められています。

 

 生徒たちを取り巻く環境や価値観が多様化する中、学校における学びも、画一的なものではなく、一人一人の歩みに寄り添い、その子らしい学びを支えることが求められています。本校は、そのような願いを実現する新しい学びの場です。こうした思いを込め、本校の目指す学校像を次のようにしました。

 

自分らしさを見付け、自分らしく光り輝いていくために、

             自らの学びを自らデザインする学校

 

 本校の大きな特色の一つは、生徒が「学校に来たい」と思え、「ここにいると安心できる」と感じられる学習環境を整えることです。校内には、個別学習スペースをはじめ、生徒がリラックスできるソファーやクッションを備えたスペースを設けています。

 

 また、登校しやすい環境づくりとして、始業時刻を午前9時とし、授業は45分授業にしています。さらに、「個別学習」や「自分探究」といった新たな教科を取り入れ、生徒一人一人の学びを支えています。

 

 これらの学びを通して、生徒の皆さんが、自分自身と向き合いながら、これまでの学習を学び直すとともに、興味・関心のあることや得意なことを伸ばしていくことを目指します。そして、社会とのつながりを大切にしながら、自立した大人へと成長していけるよう支援してまいります。

 

 そのために、教職員は「チームもくせい」として、生徒一人一人に寄り添い、焦らず、比べず、一人一人の歩みを大切にしながら、共に成長を支えてまいります。

 

 

福生市立牛浜もくせい中学校 統括校長 金子 敏治